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タイトル 刑の重さは何で決まるのか
タイトルヨミ ケイ/ノ/オモサ/ワ/ナニ/デ/キマル/ノカ
シリーズ名 ちくまプリマー新書
シリーズ名標目(カタカナ形) チクマ/プリマー/シンショ
シリーズの部編名,巻次,回次,年次等 454
シリーズの部編名,巻次,回次,年次等の読み 454
著者 高橋/則夫‖著
著者ヨミ タカハシ,ノリオ
著者標目(漢字形(西洋人以外の統一形)) 高橋/則夫
著者標目(著者紹介) 東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。同大学法学部教授を経て、名誉教授。法学博士。著書に「刑法総論」「刑法各論」「共犯体系と共犯理論」など。
件名標目(漢字形) 刑法
件名標目(カタカナ形) ケイホウ
学習件名標目(漢字形) 刑罰
学習件名標目(カタカナ形) ケイバツ
学習件名標目(ページ数)
学習件名標目(漢字形) 刑法
学習件名標目(カタカナ形) ケイホウ
学習件名標目(漢字形) 犯罪
学習件名標目(カタカナ形) ハンザイ
学習件名標目(ページ数) 45-111
出版者 筑摩書房
出版者ヨミ チクマ/ショボウ
本体価格 ¥860
内容紹介 「懲役10年に処する」の根拠を考えたことはあるか。犯罪とは何か、なぜ刑が科されるのか。制裁としての刑罰はどうあるべきか-。「刑法学」の考え方を丁寧に解説する。
児童内容紹介 「主文、被告人を懲役10年に処す」裁判の判決の根拠を考えてみたことはありますか。犯罪とはどのような行為で、なぜ刑が科されるのでしょうか。制裁としての刑罰はどうあるべきでしょうか。日常的な感性と刑法学のあいだのギャップ、被告人側・社会側・被害者側の事情など、「刑法学」の考え方を丁寧に解説します。
ジャンル名 30
ジャンル名(図書詳細) 220010090010
ISBN(13桁) 978-4-480-68475-2
ISBN 978-4-480-68475-2
TRCMARCNo. 24014756
出版地,頒布地等 東京
出版地都道府県コード 313000
出版年月,頒布年月等 2024.4
ページ数等 201p
大きさ 18cm
装丁コード 10
別置記号 K
NDC分類 326
NDC10版 326
図書記号 タケ
表現種別 A1
機器種別 A
キャリア種別 A1
利用対象 FGL
書誌・年譜・年表 文献:p195〜197
『週刊新刊全点案内』号数 2353
テキストの言語 jpn

内容細目

第1階層目次タイトル はじめに
第1階層目次タイトル 第1章 刑法学の世界
第2階層目次タイトル 1 なぜルールが存在するのか
第2階層目次タイトル 「ルールのない社会」は「とかく住みにくい」/礼儀やエチケットに反する行為の場合/人に金を借りたのに返さなかったらどうなるのか/人の物を盗ったらどうなるのか/人を殺してはいけないのは「殺人罪があるから」ではない/刑法によって守られるものは何なのか/刑法は被害者を守るためのものではない/行為と刑罰の関係を考える学問
第2階層目次タイトル 2 刑罰は何を目的としているのか
第2階層目次タイトル 3つの段階-法定刑・処断刑・宣告刑/日本の刑法は刑罰の幅が広い/「廊下に立たされる罰」から刑罰を考える/「刑罰とは何か」をめぐる考え方/刑罰は個人と共同体のコミュニケーションのためにある
第2階層目次タイトル 3 量刑に至る「長く曲がりくねった道」
第2階層目次タイトル 第1関門:犯罪行為/第2関門:刑事責任
第1階層目次タイトル 第2章 犯罪論の世界
第2階層目次タイトル 1 犯罪とはどのような行為なのか
第2階層目次タイトル ドストエフスキーの『罪と罰』/刑法学はまず行為を問題とする/罪刑法定主義という大原則/犯罪か、犯罪以外か/犯罪であると判断するプロセス
第2階層目次タイトル 2 犯罪の成立はどのように判断するのか
第2階層目次タイトル 甲の行為のゆくえ/法律なければ犯罪なし、法律なければ刑罰なし/犯罪成立の判断順序/刑罰に値する行為なのかどうか
第2階層目次タイトル 3 犯罪の要件を吟味する
第2階層目次タイトル まず「犯罪の型」ありき/「やったこと」による犯罪/「やらないこと」による犯罪とは?/行為と結果との因果関係とは/危険の現実化
第2階層目次タイトル 4 「わざと」と「うっかり」
第2階層目次タイトル 故意とはどんなものかしら/未必の故意/故意を否定する錯誤がある/過失犯の構造
第2階層目次タイトル 5 犯罪が未完成のとき
第2階層目次タイトル 未遂犯/不能犯/中止犯
第2階層目次タイトル 6 犯罪に複数の者が関与するとき
第2階層目次タイトル 間接正犯/共同正犯
第2階層目次タイトル 7 犯罪が犯罪ではなくなるとき
第2階層目次タイトル 違法阻却/正当防衛/防衛行為をやりすぎると/緊急避難/被害者の同意があるとき/責任なければ刑罰なし/責任能力とは何か/刑事責任を負わない年齢/自分の行為は許されると誤解したとき/適法行為をすることが期待できないとき
第2階層目次タイトル 8 犯罪の数の数え方
第2階層目次タイトル 1人の人を複数箇所傷つけたら罪は何個?/複数の犯罪を1個の犯罪であるかのように刑を科すとき/数個の罪を一括処理する場合/新潟監禁事件で議論されたこと
第1階層目次タイトル 第3章 処遇論の世界
第2階層目次タイトル 1 刑法が前提にしている人間像
第2階層目次タイトル 人間に自由意思はあるのか?/人間をどのように捉えるか
第2階層目次タイトル 2 犯罪者の処遇を考える
第2階層目次タイトル 処遇論とは何か/拘禁刑創設の意義/自由刑純化論とは/現在の処遇の考え方/処遇の今後のあり方/社会的包摂としての処遇
第1階層目次タイトル 第4章 量刑論の世界
第2階層目次タイトル 1 刑をどの程度に科すのかという問題
第2階層目次タイトル 「懲役10年の刑に処する」/量刑評議とは/量刑の目的とは/現在の支配的な考え方/量刑検索システム/寝屋川幼児虐待死事件が提起した問題
第2階層目次タイトル 2 量刑は具体的にどのように判断するのか
第2階層目次タイトル 被告人側の事情/コミュニティ・社会側の事情/被害者側の事情/実刑と執行猶予を分ける基準/死刑が求刑されるとき
第1階層目次タイトル 第5章 刑法学の新しい世界
第2階層目次タイトル 1 「犯罪と刑罰」の新しい考え方
第2階層目次タイトル 刑罰は誰に宛てられたものか/被害者の地位/被害者遺族の感情と死刑/被害者感情と被害者保護/応報感情は損害回復によって充足されなければならない/修復的司法は関係の回復をめざすシステム/修復的司法が問う視点/国ではなく被害者に対して負う責任/外国における修復的司法の実践/日本における修復的司法の可能性/修復的司法の限界
第2階層目次タイトル 2 「責任」の新しい考え方
第2階層目次タイトル 行為とは何か/古くなった古典的意思理論の考え方/新しい考え方の登場/意思とは何か/責任とは何か
第2階層目次タイトル 3 刑法学も変わっていく
第1階層目次タイトル 参考文献
第1階層目次タイトル あとがき
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